13Jul

FX勉強会の参加メンバーとメールでやり取りしているときにフィボナッチの話になり、なんとなく知っているけど使ったことがないという事だったので、今回はフィボナッチ・リトレースメントを利用した勝率の高い短期トレード方法を紹介しておきます。
フィボナッチの実践トレードでは、ドル円が一番稼ぎやすいのでドル円にターゲットを絞って解説します。
今回紹介する実践トレード手法は、前日相場の動きが重要になります。
2015年7月8日のドル円相場は1日で200pipsを超える下落でした。
こういった1日で1つの方向へ大きく相場が動いたときには、フィボナッチリトレースメントでの短期トレードは過去の傾向からも勝率が高く稼ぎやすくなります。
翌日の7月9日の日本時間は、前日下落の調整相場になりました。
15分足チャートです。
*この画像はクリックすると拡大します。
私が実際に取引した履歴
【取引ルール】
ドル円で前日に一方向の大きな上昇や下落があった場合、
日本時間から欧州時間でフィボナッチのリトレースメントを狙います。
・目安は61.8%、50%、38.2%のそれぞれ最初の1回目
・利益幅は15pips~20pips程度
・損切りは10pips固定
【注意点】
フィボナッチの61.8%、50%、38.2%のラインにタッチしたら反転すると考える方もいますが、上の15分足チャートのようにそれぞれA・B・Cのようにゾーンで考えることが勝率を上げるコツです。
Aの61.8%ゾーンにローソク足が入ってきたら、5分足などでプライスアクションを確認してエントリータイミングを計ります。
ライントレードでも同じですが、失敗する典型的なパターンはエントリー場所を点で考えてしまう事です。稼ぐトレーダーは点ではなく面(ゾーン)でトレードをしています。
フィボナッチは機関投資家や海外トレーダーも愛用者が多いので、使う場所を間違わなければ有効に機能をします。
A・B・Cのポイントで売られやすい理由としては、市場参加者の心理や動向が深くかかわっています。
前日の下落で売りポジを持っていたトレーダーの利益確定の買い、そろそろ戻すだろうと考える短期トレーダーの買いなどで相場は上昇。
フィボナッチのAゾーン61.8%ラインに達してくると、上記でそろそろ戻すだろうと考えた短期トレーダー買いポジの利益確定売り、私と同じように戻しを狙うトレーダーの新規売りなどで下落しやすくなります。
トレーダー心理や動向が一致しやすい場所を狙う事で、高い確率で稼ぐことができます。
こういった優位性の高いポイントを1つでも知っておくだけで、年間通せば驚くほどの収益を達成させることも可能になります。
今回はフィボナッチ・リトレースメントを利用した短期の実践トレード手法を紹介しました。
フィボナッチの基礎的なことは検索すればいくらでも紹介されていますが、実践トレード手法はあまり公開されていないようなのでぜひ参考にしてみてください。
今回の記事が少しでもお役に立てば、応援お願いします^^
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